「RockPath」カテゴリーアーカイブ

フランダース再編初日「黒瓶」

雨上がり。となる日の炎天下、車を走らせる。目的地を見逃し沢沿いの道に出た。

マップをみると、その先に大昔チェックしたであろうマークが。コメントは一切なし。記憶にもない。

せっかくなので行ってみることに。するとまさかのエリアフランダース。10年近く前に登ったエリアだ。こんな位置関係だったかな???と、記憶なんて曖昧なものだ。

せっかくなので合間合間に川に入ったりしつつ、いくつかの岩を登った。

瓶の形をしたスローピーな岩「黒瓶」

前はそんなに良いエリアだと思わなかったが、こじんまりと纏まったその空間は中々に心地良く、岩もマニアックで良い。

夏中、纏めなおすころを決めた。

湯ノ釣トポ改訂5版増刷分残数僅か

2020年豪雨後の情報としてまとめた

「玖珠川 湯ノ釣トポ 改訂5版」1,200-

生産の経緯blog

湯ノ釣トポ 改訂5版(2021年版)

増刷しましたが予約分を除き、残り5部ほどになりました。

発刊時追加した課題がどうもゲキ辛い様ですので、ご感想お待ちしてます。。。グレード改定対象となっています。

joywall会計ではなく田嶋店番時に販売(JoywallRockNavi主宰として)。注意事項等は全て記載したので特に補足説明はありませんがエリアは常に変化するので、その際に最新情報をお伝えできたらと。
※トポ情報は写真等拡散を控えていただいております。よろしくお願いします。

大昔、トポなんてないとき、友人にパッと渡した紙。
こんなので辿り着いて無事トライできたというんだから、、、とても以心伝心できていたんだと?

理想はこういう形でと情報を伝えていけたらな、と。思いますがもっとラフに手にとってもらえる形がこの冊子なのだと思っています。

 

由布岳東 monsterとトポ

約1年半前(2020年1月)、二日酔いのなかフラフラしながら見上げたmonster face。
知人からもらった写真では4m程に見えたが、実際は7-8m。このコンディションでやるには少しやり過ぎ感のある巨石。

右のライン。壁中、凹凸がはっきりとあり明らかに登れるがあまり綺麗ではない。上部の怪獣の顔に見える部分の右眼(大穴)に向かう。

濁眼 v4(2級)

左のライン。綺麗な壁に細いクラックが左上、周囲に良い感じのホールドが。こちらは弱点に沿って登る美しいライン。

雷の子 v6(1級)

右左2本のラインが出来た。さて中央は?
出来そうな出来なさそうな、途中結局右か左に流れそうな。読みきれない。どちらにせよリスクがありそうなのでこの日はトライをせず。

 

2021年7月12日

暑い日が続く。こんな時は高所へ、そうだ由布岳へと。前回取り付けなかった中央の道筋をやりに向かう。

二日酔いの身体では重く遠く感じたアプローチも、快適なハイキングであった。久々に見上げると相変わらずでかい。

中央は果たしてライン成立しているのか?見上げる限りホールドはよくわからず。

昼過ぎ、いざ着手。と思った瞬間に小雨。山の天気は変わりやすい。やばい。

フェイス中央の目立つホールドから取り付く。程よくギリギリ届く位置にポケットが続く。右に左に壁を大きく使いながら進む。その上で、隣接するラインとは干渉しない。

良いラインじゃないか。

後半パート、モンスターの顔の部分はやや脆く感じたが慎重に進めば問題ない。

雨粒大きくなる前に登りきることができた。

Monster

雨が酷くなる、鶴見岳の方からは雷鳴が。まだ時間はあったが撤収することにした。

アクセス

岩は脆く最新の注意が必要。

 

反復練「ポジショニングinとN」

雨が続きます、皆さま室内でのトレーニングは順調ですか?

先日は大人レッスンは「ポジショニングの2歩目」
その課題となったNR赤ホールド/130°壁緑1

復習用に…

ポジショニング

初歩であるポジショニングの意識…

次の一手を出す前に安定姿勢をつくること
(安定して手が離せる位置)

それができはじめた方へ。写真は優先するものの違いの例です。

 

今回は…

安定して手が離せる位置がわかってきた方への2歩目の話です。

InとN(ニュートラル)

in:壁に入り込んだ状態での安定姿勢
N(ニュートラル):壁から入り込まずどの方向でも動けるゆとりを持った状態での安定姿勢

どちらも使い道はありますが、習得はNの方が難しいと思います。

登りたいものが100°以下の場合や、ポジショニングのみで解決でき力を温存したい場合など、inのみの習得に振り絞っていいように思います。

強傾斜をやる場合や、大きな重心移動が待ち構えている場合などはNが無意識に発動するに越したことはないでしょうか。

意識的習得がうまくでき出すとまた面白くなるように思います。ポジションが作れだした方はぜひお試しくださいませ〜

反復練習はじめたての方はまずは普通にポジショニングどうぞ!

6/24日向神崖の上のルーフ

6月24日

TKTの後ろを歩く。久々に道なき急峻を歩く。マットを持ってこなくてよかった。
休むことなく20分ほど歩くと目的地。

最近は歩くことも増え40分以内のアプローチであれば平気だと思っていたが、純粋に高低差がきつくバテた。

岩を潜ると、そこは立派なルーフになっていた。

蚊取り線香に火をつけ、水を飲み、おにぎりなどを食べ、落ち着いたところでまったりと登る。

TKTはメインとなるラインの上部パートをバラしていた。これまではできていなかったようだが今回しっかりと解決。行けそうやん!!!

私はルーフをトラバースするラインをやる。
1時間ほどやり粗方どんなものかはわかった。まだいくつかmoveはできていないが多分登れるだろう。流石にマットがほしいので次回は頑張ってマットを持って。


少し疲れたのでTKTの入口のハングトライを応援。

しばらくして活動再開。1本くらいは登りたかったので、この岩のメインとなるproject(TKT着手中)のバリエーションをやる。

変なジャムからアンダー向きのフレークへガストンで入る一手が強烈だった。

Pathos v9(二段)

帰り、いくつかの岩塔を偵察し撤収。また秋に。