「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

岩に行く! / 11月スタート

11月に入りましたが!その前に…

先週末はみんなで岩に行ってきました

エリアは福岡県南部の菅岳。1990年代より登られていますが最近では噂を聞かず…。子どもも多かったので、目一杯遊ぶには丁度良いかと思い選定?

道路でアップをし、着地練習を済ませて登りたい岩を探し、登れそうなラインにとりつきます。

大人も久々の岩登り、各々自分のクライミングを楽しむことができてたのではないかなと思います〜

私もスポットの合間にほんのほんの少しだけ登りました!

少しだけ暗い杉林ですが、うっすら白く浮かぶ岩の側で過ごす時間、案外好きだったりします。

小さなスズメバチが活発に動いていましたのでまだ虫除けとポイズンリムーバーは必須のようです。

怪我もトラブルもなく1日を無事終了!ホント一安心♨️気分転換終了!これで日常も頑張れるでしょうか?

                     11月スタートです?                                   

今月も特に変化なく、通常通りopenです!ボルダリング未体験の方も随時受付していきます〜

緑の壁、進展いかがでしょうか!?

近々 旬の課題 “中級” v1〜v3 (5級〜3級)公開です!!!

では今月も皆様のご来店お待ちしております

9/9夜 岩(湿度と好夜)

岩に行けない日が続いた。

最悪、閉店後数時間でも岩に触れればと、タイミングを狙っていたがとにかく晴れない。

天気予報を睨み続け、ようやく晴れを見つけた。

9/10(木)晴れ

待ちきれなかった。9月9日 23時 閉店後、岩に直行。夜の方が気温も低くていいだろうと簡単に考えていたが、雨の続いた河原はそう甘くなかった。

湿度高い状況下ではやはりv3が良かった。

渓谷は湿気たまり、更には結露も酷かった。

初めて触ったどの岩も、ポジティブなホールドの割にシュルッと抜ける感覚があり、思うようにムーブを起こせなかった。

触ったラインのほとんどで敗退。

それでも良い夜だったと言える。

深い闇の中で見える遠くの街灯、星明かりだけで十分明るい遠くの空、そんなに大きくない割にハードな動きを要求してくる岩。

岩の状態を除けば、集中するには十分な環境が整っていた。…気付けば随分と時間が過ぎたようで、明るくなりはじめた山際に霧が吹き上がる。

となると朝はすぐに来る。工事車両が入ってくれば車まで戻ることができなくなる。撤収を決めた。

思うようには登れなかったけど幸せな時間を過ごすことができた。これで1週間がんばれそうだ、と。

8/24岩(夏の海、七方塞り)

はじめに…
情報提供いただいたk夫婦には感謝!とても濃い体験をさせてもらいました。しっかりと整えリベンジしたいと思います。

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8月24日
写真で見たやばい岩、ずっと気になっていた。

夏ももう終わる。あと1週間もすれば気候も徐々に良くなってくることだろう。その前に見に行っておきたい。
ということで本日偵察決行。

真昼に訪れる満潮が少し気がかりだったけれど、、まぁ何とかなるだろう、と。
現地につく。

いきなりトラブル発生、アプローチが海の中…
仕方ないので岩礁をトラバースすることに。

ひとつめ

5.6程度。とにかく脆い。極力ホールドに荷重をかけたくなかったが、マットやギアが重過ぎた…
ここはなんとか突破。

次の壁

なんだか微妙に傾斜がある。
ホールドは良いので、引きすぎぬよう欠損に気をつけながら進む。すると案の定、左手ガバが欠損。

指先程度の欠損であれば堪えれたと思うが、でかいブロックごと崩壊。ブロックを腕で押して身体にぶつかるのをかわしながら海に落ちる。

水深は腰ほど。マットとギアは辛うじて無事。

オンサイトを逃したことが無性に悔しかった。5.8くらいだと思う。
そこからは、もはや色々なことがどうでもよくなり海の中を進む。

ひとつ目の峰を越えたところで岩が現れる。良い感じ。写真の岩はもう一つ向こうの峰だろう。

マットとギアを残置し偵察に行く。というのも、見るからに先ほどの岩礁より悪そうなアプローチ。
空身だとやはり楽だ。余裕で熟すことができた。

目的の岩に着く。想像通りの岩だった。

正直心は折られた。マットは2枚はほしい。万が一に備えて誰かいてほしい。何より心の準備が必要だ。
今日は敗退を決めた。

トライするにあたって懸念事項がひとつ。果たしてマットは運べるのか?今の潮位(130オーバー)であればかなり厳しい。潮位が下がるまで待ってみることにした。昼寝をする。

17時、干潮が近づいてきた。

潮位は大体70。アプローチしてみる。膝までは浸かるもののマットは運べる。

今日の引き具合から考えると、トライ可能時間は干潮前後の3時間程度。問題点はまだいくつか残る。それでも、トライできる可能性が出てきただけで収穫あり。ゆっくり考えようと思う。

さて、潮も引いたので日暮れまでわずかな時間登ることに。

モーリシャス 多分初登

来たときからこの岩の裏が気になっていた。干潮間際にも関わらず、潮は引かず。痺れをきらしマットを抱え、胸まで潮水に浸かり回り込む。

かなりの閉鎖空間であった。

両壁面、私を威圧するかのように被っていたが、奥壁はスッキリしており特に良い。見上げるとハーケンが打たれていた。
先人恐るべし。岩の上にリングボルトっぽい影が見えたので懸垂下降でアクセスしたのだろうか?それとも潮のタイミングが合えばこんな苦労せずとも来れるのだろうか。

やがて陽が落ちる。
潮はまだ引くはずだ。

18時、潮は引いてきたが波がどんどん強くなっていく。この閉鎖空間から出れなくなるような恐怖心が発生。現にさっきまで乾いていた足元に大飛沫が…時は経つにつれどんどんひどくなっていく。

恐怖心が高まる。
海に入れなくなった際の脱出口を見つけておかねば。最悪マットは残置しようと決めた。
波かかる岩盤に、意を決しマットを投げ込む。そしてトライ開始。特になんの問題もなく岩の上に辿りつくことができた。


七方塞がり(中央)

すぐさま洞窟に戻る。まだ大丈夫。

なんやかんや欲が出てくる。どうせマットはビチャビチャ。ついでなので右のラインと左のラインも登っておいた。

用は済んだ。海をまわるのは正直面倒になりマットを担ぎ、先ほど登った一番やさしいラインを登り返した。洞窟からの脱出。

岩の上で見た夕陽は開放的で美しく、少し気が抜けた。

私は一体なんてバカなことをやっているのだろうか。。。

ちなみに、洞窟内手前の壁の3課題は、都合が良過ぎるほどガバが存在し、あまり面白くはなかった。

開かれた場所で夕陽を眺め、日暮れまでまだ時間があることがわかった後は心地良い海辺をのんびりと歩く。

響灘回想録

このブログは、今後気合を入れて文を作ることをやめ
ラフに日記として書いていきたいと思います。

理由は…
記憶より記録(ブログ)の方が抜けが多く。
抜けの原因は…酒に弱いのに、岩に行った日は確実に飲む。となると気分が乗らず記録は放置。記録が断片的になるとエリア(岩)変化の経緯を見返しにくくなり、情報をまとめるとき大惨事に。

ということで

文章がめちゃくちゃになろうとも、気分が乗らず適当になろうとも、酒でグダグダになろうとも、とりあえず書く!ことに。文がめちゃくちゃだろうがあったほうが良い、という結論です。

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ぬるい雑記はここに書くとして、しっかり作った文章はnoteにまとめていきたいと思います。

※これまで、しっかりした記録は季刊誌RockClimbingに投稿させていただいてましたが、しばらく休刊するとのことで。
RockClimbing誌では、過去想い入れのある記録を順にまとめさせてもらいました。編集の方々には感謝しかありません。

とりあえず、 noteの使い方になれるために実験で書いてみました。

響灘の記録1

きっかけは最近snsで見かけた懐かしい風景。かなりテンションが上がりました。まさかこの地に辿りつく人がいるとは、と。
私が案内されたのはもう10年近く前。高さある一見脆そうなルーフ。

あの頃は私も若くこの地の威圧感にやられてしまっていました。
記録1では、そんな話をメインに。

改めて記録を書くことで、この地をまわる人らの探索心や想像性を損なう可能性もあるような気もします。ということで岩の情報はあえて最低限に。私自身の忘備録的なものにしたいと思います。良きクライミングを。

note 響灘の記録1リンク

響灘の記録 2

記録2では、メインとなるルーフ。リヴァイアサン初登の話。そしてボルトルートとボルダリングの話。

note 響灘の記録2リンク

時間があるときにでも、アクセスしてもらえたら幸いです。
ではおやすみなさい〜

ちょっと遠出、フルアスターン

8月4日
早朝、道の駅の駐車場で目が覚めた。

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前日は北九州のクライミングジムAtticでセット。疲労はもちろんあるけれど、せっかくなのでそのまま北上し山口県へ。
知人より良いと聞いていた室津に行ってみようと。

夜に移動を済ませ、宿を探す。近くに川棚温泉郷があることを調べていた。早速予約サイトにアクセス。
…空き部屋がない。
いつも何とかなってきたので少しショック。

とりあえず車中泊できる準備はしてきたので道の駅を探す、するとエリアから20分の位置に発見。買い出しを済ませ本日の宿(道の駅)へ。
比較的静かな場所だった。ただ、周りの状況がわからないのでこの日はアルコール抜きで就寝。

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朝が来た、酒を飲まなかったせいかとても寝起きが良い。若干の筋疲労。セットの締めにやった高校生や大学生とのセッションが効いたのだろうか。

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7時エリア前に到着、なんと下関のジムUnityのオーナーと馴染みあるローカルの方もご一緒に。アプローチのヤバさを聞いていただけに…ありがたや。

噂のアプローチは…地面はジャリジャリ崩れやすい。道が狭い箇所には釣り人が設置したロープがあるものの、万が一のことがあったら確かにやばい。

それらを含め、茶色の大地と海はとても美しく見えた。
最高すぎる。
岩に着く、想像通りにルーフがそこにあった。
そのルーフには、適度な感覚でガバが続く。
最高すぎる。

フルアスターン v6(1級) or v6/7(1級/初段)

テンションが上がりすぎて速攻取り付いてしまった。動画くらい撮っておけばよかったとあとで後悔。

と思っていたらunityオーナーが写真を撮ってくれていた!!!なんとありがたや〜。
最高すぎる。

その後はprojectを教えてもらい一緒にトライさせてもらった。

良い感じのルーフムーブ。完成すればきっと素敵ラインになる。秋にはきっと名のついたラインになっているはず。
その頃にまた再訪しようと決めた。

昼より店番に戻らねばならなかったので、10時過ぎに撤収。
最高すぎた。

「バタバタながら、ありがとうございました!!!」